五月も下旬になると横浜スタジアムのある横浜公園ではテントの準備が
始まります。それを見て横浜の人の間では、‘ああ、もうすぐバザーだね’という
会話がかわされます。
1920年から続く伝統あるバザー。
名物の大植木市や縁日のほか、衣料品、雑貨、食料品などさまざまなブースが
並び、ちょっとした横浜の風物詩です。
植木市は公園内の大きな木の下にたくさんの園芸店が並び、それを見ながら
そぞろ歩けば、欲しいものがいっぱいで困ってしまいます。
以下、欲しかったものリスト(笑)
以前枯らせてしまったことのあるコケ玉。やっぱりかわいいな。
友達が買ったまるで盆栽みたいなちっちゃい雅バラ。
枝が伸びたら挿し木にして増やしておすそわけしてくれる?、らしい。
最近サボテンもまたかわいいと思い始めた。
アイスバーグはいつ見てもやっぱりきれいだな、いつか欲しいな。
小さい時は祖母や母に手を引かれて見てまわった植木市。その頃にはなぜこんな
地味な花を欲しがるのか不思議だったけど今ならわかる、この花たちの美しさ。
そしてこのバザーが季節感が失われがちな都会で、確実に夏の到来を私たちに
おしえてくれることも。
今日で開港記念日も終わり、いよいよ横浜にも夏がやってきます。