ご近所のお宅に咲いた真っ白な紫陽花。
ひとつひとつの花が少しぽってりとしてまるでマットな陶器のようです。
昨日のように少しどんよりした空の下でもそこだけポッと灯りがともったように明るい。
紫陽花自身には強い香りはないけれどこの季節、いろんなところから
風にのってくるジャスミンやテイカズラ、ニオイバンマツリの香りとともに
その清楚な姿をよく前を通るたびうっとりとながめていました。
母あての一通のハガキのおかげ。
‘この頃お姿をお見かけしないので案じております。
純白の紫陽花が咲き始めましたのでご都合のよい時に
ご自由に手折ってくださいませ。今見ごろです。
どうぞお元気でありますように。’
そう書かれていました。
短い文章の中に温かい気持ちがつまっていて何度も読み返してしまったほど。
私もこんな素敵な手紙がいつか書けるようになりたいな。
そんなわけで母が大喜びでいただいてきた紫陽花です。
私はさっそくポストカードにしてお届けしようっと。
人の気持ちってありがたいな。